天道(日向)夏輝

天道 夏輝

▽パートナー:天道 修平

誕生日:8月19日(獅子座)

▽職業:警察官

血液型:B

好きなモノ:ジョギング、修平のペニス、薔薇の花、モンブラン(ケーキ)、栗きんとん

得意なこと:逮捕術、陸上競技

好みの体位:後背位、女性上位、騎乗位、正常位、立位、側位

特筆ワザ:フェラチオ、悩殺拘束プレイ

呼称(他の人物の呼び方)

 ――ケンジ(親友真雪の義理の父)=「ケンジさん」

 ――マユミ(親友真雪の母親)=「マユミさん」

 ――ケネス(親友真雪の父親)=「ケニーおっちゃん

 ――ミカ(親友真雪の義理の母)=「ミカさん」

 ――(親友真雪の夫)=「龍くん」

 ――真雪(中学時代からの親友)=「真雪」

 ――健太郎(中学時代からの友人)=「ケンちゃん

 ――春菜(高校時代からの親友)=「春菜」

 ――修平(中学・高校時代の同級生、恋人・夫)=「修平」、「あんた」

 ――夏輝(自分)=「あたし」


 元気ハツラツで感情を表に出すことを厭わないまっすぐな性格の女のコとして登場しました。ポニーテールと大きな栗色の瞳は生命力と正義感に溢れ、周囲を明るくせずにはおかないオーラを常に発しています。

 ただ、彼女は自分が生まれた日に父親を交通事故で亡くしているということがずっと心の奥に蟠(わだかま)っています。彼女は自ら警察官になることにより、一度も会ったことのないこの父親への感謝と恩返しの念を表そうとしています。高三の秋、親友真雪の伯父ケンジに頼んでハグしてもらって以来、夏輝はその温かさと優しさに強く惹かれ、ケンジを父親同然に慕うようになりました。

 突っ走り易く短気で弾けた言動はパートナーの修平とよく似ていて、周囲から二人はつき合い始めた頃から超お似合いだと言われ、結婚後は『似たもの夫婦』と言われ続けています。

 夏輝は中学一年生の途中でこのすずかけ町に母親陽子と共に引っ越してきました。その当時はかなり小柄で痩せた風貌、それでも男子にもぽんぽん意見するような騒々しい女のコだったので、どちらかというと周りから鬱陶しがられていました。しかし、同じクラスだった真雪が、夏輝の持つ陰りに気づき、彼女の心の奥にある哀しみに寄り添ってやってから、夏輝にとって真雪は大切な友人となります。

 夏輝と同じ中学校に通っていた修平が彼女の脚に興味を示し始めたのは、高校生になって彼女が女らしい体つきに変化したからです。またこの高校陸上部のユニフォームが、へそ出しトップスに短いレーシングショーツだった、ということも大いに影響しています。

 高校を卒業してからは夏輝は髪を茶髪にし、瞳の色に合わせました。その面倒見の良い性格から、警察官の同僚の間では『栗色のお姉ちゃん』『くり姉』『マロン』『マロ姉』などと呼ばれ親しまれています。

――生い立ち

 生まれたその日に父親一樹を交通事故で亡くすという悲痛な経験から人生が始まる。

 母親陽子は、その一樹とは大学三年の時に駆け落ちした。そのため家族とは断絶状態で過ごした。すずかけ町に唯一の理解者だった陽子の伯母が住んでいて、彼女を頼って夏輝が中一の時この町に移り住んだ。

 中一で真雪と友だちになり、同じ工業高校情報システム科へ進学。

 高校では陸上部に所属。短距離のスプリンターとして活躍。

 三年生の時、兼ねてから胸を熱くしていた剣道部主将の天道修平に告白し交際開始。

 高卒後、警察官採用試験にパスし、21か月の研修期間を経て20歳で本職警察官に。その積極的で真摯な働きが認められ、25歳で修平と結婚する時点で巡査部長にまで昇格している。

――男性遍歴

 恋多き女のコだったが、あまり男子の興味を引くことはなかった。

 高校生になって、活躍が目立ってきた修平のことが気になり始めてからは、ずっと彼のことしか考えなかった。そして修平と交際を始め、いろいろと苦労しながらも彼との初体験を済ませる。

 20歳の時、警察官の実習指導員だった秋月 遼ふらついたが、その彼が非常に紳士的な人物だったため、大事には至らなかった。夏輝はその『心の不倫』を後悔して、それからはずっと修平を一途に想い続けている。

 25歳の12月に修平と結婚。