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Twin's Story Chocolate Time 主要登場人物相関図

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 小説「Chocolate Time」の世界は、海棠(かいどう)家の双子の兄妹ケンジとマユミからスタートします。

 

 この二人は兄妹でありながら、高校二年の夏にお互いへの想いが炸裂し、禁断の恋人同士になってしまいます。

 

 そんな折、ケンジの高校に水泳部の留学生としてカナダからケネス・シンプソンがやってきてケンジと意気投合。彼はこの兄妹の秘密の関係を知る唯一の人物となります。

 

 ケンジとマユミはそれから何度も身体を重ね合い、想いを伝え合って愛をはぐくんでいましたが、ケンジが大学に進み、遠距離になったこともあり、二人は自分たちの関係に悩み、泣く泣く恋愛関係を解消します。


 ケンジが学んでいた大学は水泳サークルが有名でした。幼い頃から水に親しんでいたケンジはさらにスイマーとしての技量を高めるためにこの大学に進学したのでした。

 

 マユミとの関係を断ち切らざるを得なかったケンジを慰め、実は密かな恋心を抱いていたのが、彼の二年先輩で同じ水泳サークルに所属していた兵藤ミカでした。

 

 ケンジもミカの優しさや強さにしだいに惹かれていき、結局二人はケンジの卒業後に結婚することになります。

 

 ケネス・シンプソンの父アルバートは家族で日本に移住することを決意し、海棠家のあるすずかけ町にチョコレート・ハウス『Simpson's Chocolate House』を開きます。地元に残っていたマユミは、ケンジの親友ケネスと交際し、19歳で結婚します。


 マユミがケネスとの結婚を決意したとき、彼女は排卵期に合わせてケネスと愛し合い、その翌日、大学から帰省していた兄ケンジと最後の夜を過ごします。その結果、マユミはその身体にケネスとケンジ、それぞれの子を同時に宿してしまいました。

 

 そうして生まれたのが異父二卵性双生児、健太郎と真雪です。つまり二人は双子でありながら父親が違うのです。兄健太郎はケンジの、妹真雪はケネスの子です。

 

 その四年後、ケンジとミカの間にも男児が誕生。龍と名付けられたその子は、いとこである健太郎、真雪に弟のように可愛がられて育ちます。


 この子供たちは、成長し、思春期を迎えます。

 シンプソン家の真雪は、いとこの龍が中二になって逞しく、男らしく成長した姿に胸を熱くし、告白して二人は交際を始めます。

 

 健太郎は高校の同級生、インドア系の芸術家肌の月影春菜に告白され付き合い始めます。

 

 健太郎には天道修平という中学時代からの親友がいました。また真雪にも日向夏輝という仲の良い友人が。

 この四人は同じ高校に進学していましたが、その修平と夏輝もいつしか恋人同士になります。

 

 夏輝の母親陽子は、実はミカの大学時代の同級生で、大学を中途退学し一樹という男性と駆け落ちしたという過去を持っていました。その一樹は夏輝が生まれた日にバイク事故で亡くなり、結果夏輝は母陽子の手一つで育てられたのでした。


 修平と夏輝は25歳の12月に、健太郎と春菜もその2か月後に結婚。

 そして結局真雪と龍も健太郎たちと同じ日にダブル披露宴を開いて、それぞれ25歳と21歳で永遠の愛を誓ったのです。

 

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◆イラスト化されているレギュラー、初代の4人と二代目の6人には詳しいプロフィールが用意してあります(『主要登場人物総合プロフィール』

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