ケネス・シンプソン

ケネス・シンプソン

▽パートナー:シンプソン・マユミ

▽愛人:海棠 ミカ=義理の姉

▽職業:『Simpson's Chocolate House』経営、ショコラティエ、ケーキ職人

▽誕生日:5月25日(双子座)

▽血液型:AB

▽好きなモノ:マユミの肌の感触、チョコレート、赤ワイン、ケンジとマユミのラブシーン

▽得意なこと:チョコレート加工、ケーキ作り

▽好みの体位:正常位、後背位

▽特筆ワザ:噛みつきプレイ

▽呼称(他の人物の呼び方)

 ――ケンジ(高校時代からの親友)=「ケンジ」

 ――マユミ(妻)=「マーユ」、「ハニー」

 ――ケネス(自分)=「わい」

 ――ミカ(義理の姉)=「ミカ姉」

 ――(甥)=「龍」

 ――真雪(娘)=「真雪」、「ハニー」

 ――健太郎(息子)=「健太郎」

 ――春菜(息子健太郎の嫁)=「春菜さん」→「ルナっち」

 ――修平(息子健太郎の親友)=「修平」

 ――夏輝(娘真雪の中学時代からの親友)=「夏輝ちゃん」→「ナッキー」


 位置的にはケンジ、マユミ兄妹のそばにいる脇役ですが、実際の所、彼がいなかったら、物語は先に進まない、と言ってもいいぐらい重要なポジションにいるキャラクターです。

 父親がカナダ人、母親は大阪人。そのせいで、ブロンドの髪、蒼い目、白い肌、すらりとした骨格、という見るからに外国人の風貌にもかかわらず、話言葉はこてこての関西弁。そのギャップが非常に強い個性を放つ大きな要因になっています。

 ケンジとマユミの間にいて、いつも二人のことを気遣い、持ち前のポジティブさで彼らを元気づける性格から、彼は『Chocolate Time』の陰の主役と言っても過言ではありません。

 マユミと結婚した後も、この兄妹が抱き合い、癒し合うことを勧めました。こうして上手に、バランス良く人間関係を保つことのできる能力はピカイチです。家業の『Simpson's Chocolate House』のメインシェフとなり、町の商工会でも「顔」になってからは、彼は周りの、関わりのある人たちの良き相談相手になり、持ち前の軽いフットワークでいろんな場面で町の人々、ひいては町全体の雰囲気を「前向き」にしていくという、店同様このすずかけ町になくてはならない存在になっていきました。

――生い立ち

 父親のアルバート・シンプソンが日本でショコラティエの修行をしていた時、大阪で知り合ったシヅ子と結婚して生まれた→この両親の若かりし頃

 10歳まで日本で暮らしていた時代、家庭では日本語を使うのを禁じられていたため、自然とバイリンガルに。その後父親の祖国カナダに移り住み、17歳までそこで過ごす。このカナダでは、中学生の時に水泳バタフライで全国3位という実績を残した。その実力が買われ、カナダでの最後の年に、水泳の部活留学生として海棠ケンジの通う高校で学び、そこで彼と親友同士となる。

 留学から帰った明くる年の春に父アルバートは一念発起して日本にチョコレートハウスを開業。そのままケネスも日本に籍を移して家業を手伝うことになる。

 19歳で親友ケンジの妹マユミと結婚。すぐに二児の父となる。

 現在すずかけ町の名物スイーツ店『Simpson's Chocolate House』Simpson's Chocolate Houseについてのメインシェフ。

――女性遍歴

 中学三年の時、カナダで知り合いのカフェ『ウォールナッツ』の主の娘ジェニファー(19)に誘われ、童貞を捨てる。以後何度か彼女と抱き合うが、恋人同士という関係ではなかった。その頃、ジェニファーの兄トニーからも部屋に連れ込まれて肌を合わせたことがある。その時、相手が男性であることにそれほど抵抗を感じなかったことから、自分がバイセクシャルであることを自覚。

 日本に来てからは、マユミに密かな恋心を抱いていたが、彼女を初めて抱いたのは、マユミがケンジとの別れを決意した夜だった。

 ケンジ、マユミ兄妹の特殊な恋愛関係を深く理解し、大切にしてきたケネスは、結婚後も二人が愛し合うことを許していた。同時にケンジの妻ミカもそういう考えだったため、ケンジとマユミの後ろめたさを解消するために、二家族でハワイに旅行した際、ケネスとミカも抱き合い、肌を合わせた

 その後もミカとは何度も抱き合う機会を作っている。

 ちなみに日本に定住が決まってすぐ、ケンジを拘束して無理矢理セックスした高校の水泳部マネージャアヤカに復讐するために、彼女のマンションを訪ね、アヤカをその気にさせてセックスした、という経験がある。