シンプソン(海棠)マユミ

シンプソン・マユミ

▽パートナー:ケネス・シンプソン

▽永遠の恋人:海棠 ケンジ=双子の兄

▽職業:『Simpson's Chocolate House』ケネスとの共同経営、経理担当、ホールスタッフ

▽誕生日:12月1日(射手座)

▽血液型:O

▽好きなモノ:チョコレート、カモミール・ティ、ケンジの抱擁とキス、ケネスの愛咬

▽得意なこと:簿記、料理

▽好みの体位:正常位、女性上位

▽特筆ワザ:フェラチオ

▽呼称(他の人物の呼び方)

 ――ケンジ(双子の兄)=「ケン兄」

 ――マユミ(自分)=「あたし」

 ――ケネス(夫)=「ケニー」

 ――ミカ(義理の姉)=「ミカ姉さん」

 ――(甥)=「龍くん」

 ――真雪(娘)=「真雪」

 ――健太郎(息子)=「健太郎」

 ――春菜(息子健太郎の嫁)=「春菜さん」

 ――修平(息子健太郎の親友)=「修平君」

 ――夏輝(娘真雪の中学時代からの親友)=「夏輝ちゃん」


 双子の兄、海棠ケンジとともに、本シリーズの第一期を彩る豊胸癒し系の女性です。登場した当初は高二ですから、どちらかというとかわいらしい感じの、柔らかな、ほわんとした雰囲気を持つ女子高生でした。隣の部屋で暮らしていた兄のケンジに恋心を抱いた決定的なきっかけというものはありませんでしたが、同じ水泳部の友人たちが大会の時のケンジの姿に熱い視線を送っている事実を知って、彼をオトコとして意識するようになったようです(ケンジとマユミは違う高校に通っていました)。マユミを一足早く女のコとして意識し始めたケンジが、堪らなくなってマユミに思わずキスしてしまったことから、マユミの気持ちにも火が付き、肌を合わせて熱くなりたい、という思春期の思いがケンジと共に爆発した結果、二人は共に初体験を迎えたのでした。

 シャイなケンジに比べると、少々大胆なことを言ったりしたりする女のコで、いきなり彼のものを咥えようとしてケンジを慌てさせたり、口移しで水を飲ませて、とせがんだり、デートの時には人目を憚らずケンジと腕を組んだりして、彼を困惑させます。

 ケンジが大学に進学して、進路が分かれたことから、冷静に彼との関係を考えることができるようになり、経理を勉強する短大に通い始めて一年目の冬に、ケンジとの関係に終止符を打ちます。

 年齢が上がるにつれて、マユミはただかわいらしいだけではない、しっかりした考えや信念を持つことができるようになりました。ケネスと結婚し、健太郎、真雪という双子を産み育てるうちに、彼女は頼りがいのある母親として成長していくことになるのです。

――生い立ち

 海棠家に双子の妹として生まれる。兄ケンジが水泳の世界に入った影響もあって、彼女も泳ぎこそしなかったが、高校では水泳部のマネージャとして、部員の篤い信望を集めた。

 高卒後、経理系短大に進み、在学中に兄ケンジの親友ケネス・シンプソンと結婚。出産。産んだ二人の子は世にも珍しい『異父双生児』。父親の違う男女の双子。娘の真雪はケネスとの子だが、息子健太郎は兄ケンジの血を引く。つまり、この双子が生まれた年の10か月ほど前、丁度排卵期を狙って、ケネス、ケンジと二夜続けて繋がり合ったことがその原因なのだった。

 ケネスがその父親アルバートから受け継いだチョコレートハウス『Simpson's Chocolate House』Simpson's Chocolate Houseについてを一緒に営む。

 ケンジたち海棠ファミリーとは家族以上のつき合いがあり、実際、今でもマユミはケンジに頻繁に抱かれている。

――男性遍歴

 高校時代から短大一年の冬まで、兄ケンジ一筋だった。当然初めての男性はこの双子の兄ケンジ

 彼と泣く泣く別れてからはケネスと結婚を前提につき合い、そのまま無事に結婚。