ケンジの遺伝子

　『Chocolate Time』シリーズの第１期、初代主人公の一人海棠ケンジは、22歳の時にミカと結婚します。そしてその翌年二人の間に授かった一人息子が龍。ケンジと龍は親子なので、容姿は当然よく似ています。

　しかし、龍以上にケンジによく似ているのがシンプソン健太郎。

　その名前からもわかる通り、健太郎はケネス・シンプソンの息子です。ケネスの妻マユミはケンジの双子の妹なので、海棠家の血を引いているから健太郎は伯父のケンジに似ているのだろう、と考えるのは当然ですが、実はもっと濃い血が彼の身体には流れているのです。

　実は健太郎はケンジとマユミとの間に生まれた禁断の子です（その経緯は基礎知識『異父二卵性双生児』で）。

→Chocolate Time 主要登場人物相関図

　ですから、ケンジには二人の息子が存在するということに。腹違いの龍と健太郎は、戸籍上はいとこ同士です。参考までに健太郎が20歳の時、龍は16，ケンジは40歳です。

　健太郎も龍も、ヘアスタイルはケンジと酷似。ただ龍の髪質がやや固めなので、よくよく見るとケンジと龍は見分けがつきます。しかし健太郎はほとんどケンジのクローン。挿絵を見ただけでは作者でも区別がつきません（笑）。でもまあ、二人の間には２０歳の差があるので、ケンジはやっぱり大人な感じです。

　この三人は性格的にもやっぱり似ています。紳士的でシャイ。フェミニストでとても優しい性格です。そして実はエッチの時に発射する液の量の多さ、反射回数の多さ、そしてその勢いが人並み以上であることも。

　ケンジ、健太郎、龍のそれぞれのパートナー、ミカ、春菜、真雪はこの遺伝子にいつも優しく、しかし情熱的に抱かれ、満足しない夜はありません。

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