真雪の独白~二日目の夜

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5.

 

 板東は全身に流れ落ちるほどの汗をかき、はあはあと荒く大きな息を繰り返していました。

 そして再び私を焦ったように仰向けにすると、脚に両手を掛け、股関節が痛くなるほど大きく開かせて、いっそう激しく腰を動かし始めました。

 

「イ、イく……もうすぐ」

 

 私は痛みと共に、ほんの僅かでしたがようやく秘部にほのかな快さのようなものを感じ始めていました。

 ああ、と喘ぎ声を上げた私を赤い顔で見つめ、板東は苦しそうな声で言いました。

 

「出すよ」

 

 私は慌てて悲痛な声で叫びました「ああっ! いやっ! だ、だめっ! な、中は……」

 そして私はとっさに彼の胸に手を当て、押しやろうとしました。このまま中に出されるのは絶対にいやだったからです。

 しかし、板東は私の両脚を思い切り抱え上げ、深いところまで一気にペニスを押し込み、顎を突き出してぐうっ! と呻くと、激しく私の中に熱い液を迸らせたのです。

 

 どびゅっ! どくっ! どくどく……。


 会って数日しか経っていない、好意のかけらも持てない男性のペニスが、私の身体の奥深いところで繰り返し、どくんどくんと脈動しながら、体内から噴き上がるどろどろした熱い精液を放出しているのです。